イベント
何かがおかしい…?
<東京侵蝕2025>かがみの特殊少年更生施設リアルイベントレポート
今回のSANKYO調査隊は、2025年4月15日~20日に行われた、SANKYOが協賛した『東京侵蝕2025 supported by SANKYO』の体験レポートをお届けしたいと思います!




みなさんは今回のイベントを主催する「第四境界」について聞いたことがありますか?
2024年に登場した、現実と仮想の間の曖昧な領域に物語を紡ぎ出すクリエイター集団です!
『人の財布』という、学生証やレシートが入っている実際の財布から持ち主の謎に迫り、中身から連想するキーワードをWEB検索すると、とあるサイトに辿り着いたり、物語の人物とコミュニケーションを取ることができる、という謎解き・ミステリー作品を発売し最初に注目を集めました。
以降『人の交換日記』や『幽拐エレベーター』など、フィクションの物語をまるで現実の出来事のように体験できる謎解き・ミステリー作品を発表し続けています。



「かがみの特殊少年更生施設」はweb上で参加できる体験型モキュメンタリーで、ユーザー数100万人、アクセス数6000万PV突破、地上波や雑誌、実況動画で多数取り上げられた大人気コンテンツです。
実は以前、SANKYO調査隊宛に匿名の手紙と「バイカラームーン」漫画のデータが届いておりました。
独自調査により判明したのは、漫画の出どころは、全国で唯一、再犯率0%を謳う「愛宝学園かがみの特殊少年更生施設」。

SANKYO調査隊記事の読者の皆様に調査の協力を呼びかけておりました!!
そして今回、その「かがみの特殊少年更生施設」からSANKYO調査隊宛に招待状が届いたのです!

『表現祭』という展示会のイベントのようです。そして招待状と共に、またもや匿名のメッセージが届いておりました。
-院生たちは、この『表現祭』を使って、あなたに施設の闇を伝えようとしています。
展示されている作品から隠されたメッセージを読み解き、この施設の新たな闇に迫ってください。
-[引用 https://event.daiyonkyokai.net/tokyoshinshoku2025/bokuranohyogensai.html ]
一体何が待ち受けているのでしょうか。『表現祭』当日、意を決して調査に向かいました。



早速『表現祭』の入り口にやってきました!受付では院生の方が制作したポストカードがもらえましたよ。
施設のマスコットキャラクター「シナイドリ」もお出迎えしてくれました!

あれ、ポストカードと一緒に何か入ってる…?

なんと院生からのメッセージが封入されていました!
「表現祭の作品を監視員にバレないように撮ってSNSで拡散して」我々は監視員の目を盗み展示物の調査と撮影を開始しました。



一般的な展示会のように絵や作文が飾られていましたが、ここに「施設の闇」が隠されているのでしょうか?




隠しメッセージによると、この展覧会には4つの隠しメッセージを検索するための番号が作品に隠されており、4つのそれぞれの隠しメッセージの最後に番号が示されているそうです。
そしてその4つの番号を入力することで最後の5つ目のメッセージを聞くことができる、という内容でした。

ボイスガイド自体に隠されたヒントや、ポスターにフラッシュを当てることで浮き出る数字などを手がかりに4つの隠しメッセージを集めると、4桁の数字を獲得できます。その数字を音声ガイドに入力すると最後の隠しメッセージが。
ボイスガイド自体に隠されたヒントや展示物に謎がありました。

もしやと思いフラッシュを当てると数字が浮き出てきました!!
こうした謎が隠されていることに気づいた人たちは穴があくほど展示物を観察していたり、一緒に来ていた人たちと推理を楽しんでいました。
さらに展示は半日ごとに代わり、その変化の過程がさらなる闇の真実につながるという仕掛けもありました。
こちらは1人で解き明かすのは困難なため、それぞれのタイミングで展示に訪れた人たちで、SNSを通して情報を共有し、一緒に推理していくことで謎を解くことができます。



東京侵蝕2025では、かがみの特殊少年更生施設リアルイベント『ぼくらの表現祭』の他にも様々な企画が実施されていました。
『交錯≠少女(CLOSSOVER GIRL)』
リアルとインターネットを交錯した物語が、4月1日よりリアルタイムで進行。
アーカイブサイトに載っている「合言葉」を現地スタッフに伝えることで、謎解きミッションに参加することができます。
『残置物展』
実物のコインロッカーが展示され、実際に扉を開けて中を確認することができます。
時には驚きの忘れ物が置いてあることも。
『事故物件鑑定士試験』
実際に会場にてマークシート形式の試験を受験、合格すると事故物件鑑定士の資格が授与されます。
試験内容は「霊的現象への言及、霊的要素を含む画像や音声、霊素環境構築のための霊器素養の開孔と受容のプロセスが含まれます。」とあって、何やら普通の試験ではなさそうです。
『第四境界ヒストリー』
2024年3月31日に本格始動した第四境界の1年間の軌跡を、第四境界の作品の展示やイラストレーターとのコラボイラストの展示によって振り返ることができます。


会場の出口付近では第四境界の作品に関する様々なグッズの販売が行われていました。


もちろん「かがみの特殊少年更生施設」に関連するグッズもありましたよ!
物語で重要な役割をはたす「バイカラー・ムーン」の現物が販売されていました!
「バイカラー・ムーン」の現物はAmazonでも販売されているようです!こちらもぜひチェックしてみてください♪

今後も「第四境界」の新しい作品が楽しみです♪既にいろいろな物語の準備を進めているとのこと、今後の動向から目が離せませんね!
新たな依頼がありましたら、SANKYO調査隊もまた調査に協力させていただきます!
その時はみなさまにも協力を要請するかもしれませんので、ぜひよろしくお願いしますね。
SANKYOの取り組みでもこの施設について掲載しています♪
こちらもチェックしてみてください!
https://www.sankyo-fever.co.jp/corporate/action/0290/