SANKYOの取り組み パチンコの製造現場に潜入!~工場篇~
今回の「潜入!SANKYO調査隊」はパチンコ台がどのように製造され、出荷されていくのかを紹介していきます!
あまり見ることができない、パチンコ台ができるまでの工程を様々な角度からお見せしちゃいます!

今回潜入したのは、群馬県伊勢崎市にあるSANKYO三和工場。
ここでSANKYOのすべてのパチンコ・パチスロ台が製造されています。
その広さは約7万6千平方メートルで、なんと東京ドーム1.6個分!

パチンコ台が完成するまでには様々な工程があります。
今回はその順番に沿って工場を紹介していきます!

パチンコ台が出来上がるまでには
①釘打ち
②部品取り付け
③ゲージ盤組み立て
④ゲージ盤検査
⑤組み立て検査
⑥フィルム梱包
⑦出荷
と、大きく分けて7つの工程があります!

では早速、最初の工程「釘打ち」から紹介します!
パチンコ台の釘は全自動釘打ち機で打たれていきます。

1分間に約100本の釘を打つことが可能で、こちらの台はおよそ130本の釘を使っているので、100秒程度で釘打ちを完了させます。

盤面に開けられた穴、1つ1つ正確に釘が打ち付けられていきます。

釘打ち機により打ち付けられた釘は、釘検査機で検査されます。
検査結果をもとに、ロボットが自動で修正を行います。

そして、パチンコでお馴染みの風車も盤面に取り付けていきます。

続いては「部品取り付け」です。
こちらでは、パチンコに必要なパーツが次々と取り付けられていきます。

部品取り付けが終了したパチンコ台が次々と無人台車により、次の工程に運ばれていきます。

続いては「ゲージ盤組み立て」です。
こちらでは役物や液晶を組み付ける作業を行っています。

部品の取り付けが終了したら、画像検査機にて1台ずつスキャンを行い、部品の取り付け漏れがないかを確認します。

この工程では配線の処理作業も行っています。
コネクターの色と大きさを見極めて手際よく作業を行っています。

配線の処理作業について担当者に聞いてみると...

「多くの工程がオートメーションで行われるようになりましたが、配線作業は特に複雑な作業なので人の手による作業となっています。接続箇所が多いので集中力を持って作業にあたっています」
とお聞きできました!
続いては「ゲージ盤検査」です。
こちらでは各部品の外観チェックや動作確認を行っています。

この工程で初めて役物や液晶を動かし、見た目だけでは解りにくい部分の確認を行っています。

ゲージ盤検査について担当者に聞いてみると...

「1台、1台実際にパチンコ玉を使い、各部品の外観チェック、動作の確認を行っています。私たちがしっかりと検査を行うことで、SANKYOのパチンコ台の品質が保たれています」
とお聞きできました!
続いては「組み立て検査」です。
ここでは、でき上がったゲージ盤と台枠を合体させていきます。

組み立てられたパチンコ台は枠外観装置で全体くまなくチェックされます。

全ての組み立て工程が終了したら、二次元コードを読み取ります。
この作業によりパチンコ1台ずつを管理し、出荷ミスなどを防ぎます。

組み立て検査について担当者に聞いてみると...

「ここが最後の検査となります。とても重要な作業なので、検査する人間一人一人が責任感を持って検査にあたっています」
とお聞きできました!
続いては「フィルム梱包」です。
こちらではフィルム自動梱包機を使い、完成したパチンコ台を自動でフィルム梱包していきます。

フィルム梱包にはパチンコ台の品質を保つ意味もありますが、セキュリティ強化の一面もあります。
お客様に安心して遊技して頂けるように、万全の体制で出荷できるよう心がけています。
こうして完成したパチンコ台は全国に旅立っていきます。

最後は「出荷」です。
完成したパチンコ台は、自動でパレットに積み込み、ロボットトレインという搬送台車にてホール別に自動で振り分けられます。

ロボットトレインについて担当者に聞いてみると...

「このロボットトレインを導入したことにより、三和工場のパフォーマンスは大きく向上しました。このロボットトレインは当工場、自慢の設備の一つです」
とお聞きできました!
そこで今回は特別にパチンコ台にカメラを取り付け、搬送ラインを撮影させて頂きました。
まず初めにパチンコ台は完成品倉庫へ運ばれます。

続いて、完成品倉庫でロボットトレインに載せられます。

スタッカークレーンが立体自動倉庫まで搬入していき、ここでしばらく保管されます。

出荷時に再度、スタッカークレーンが出庫ラインまで運んでいき、パチンコ台は全国のホールへと旅立っていくのです。

様々な人の労力とその想いを載せてパチンコ台が出荷されていきます。

最後に、製造ラインの責任者にパチンコ台製造への想いをうかがいました!

「オートメーション化は進みましたが、まだまだ人の手による作業は残っています。三和工場では機械の持つ正確さと、人の手が生み出す真心を軸として、今後とも、より良いパチンコ台を作って参ります」
とお話をお聞きできました!
数々の機械と人の手を経てパチンコ台は作られていきます。
これからもSANKYO三和工場は、より楽しく、エキサイティングなパチンコ台を製造していきます!ご期待ください!