イベント 「大崎町×SANKYO SDGsワークショップ」イベントレポート
みなさんこんにちは!SANKYO調査隊です。
突然ですが、みなさんは「SDGs(エスディージーズ)」をご存じですか?
意味まではわからないという方も、テレビや新聞で単語を見たことがあるという方は多いかもしれません。
SDGsとは「Sustainable Development Goals」のことで、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。
これは、人類が地球で暮らし続けていくために達成すべき17項目の国際目標のこと。
貧困や飢餓、エネルギー、気候変動など、私たちが抱えているさまざまな問題を取り上げ、2030年までに達成するべき課題として国連総会で定められました。
SANKYOも企業としてできることを考え、パチンコ台のリユースやリサイクルに力を入れるなど、環境への配慮に積極的に取り組んでいます。
さらにSDGsへの取り組みの一環として、鹿児島県大崎町の「大崎町SDGs推進事業」を支援することに決定。
企業版ふるさと納税を通じて寄付したほか、大崎町と協働でSDGsへの貢献に向けた共同イベントを企画しました。

『企業版ふるさと納税による寄付で鹿児島県大崎町を支援』詳細はこちら
今回の調査隊は、大崎町で行われた共同イベントに密着!
楽しみながら環境問題を考えられるイベント、『“あそび”の分解ワークショップ』の様子をお届けします!



ワークショップが行われた大崎町は、鹿児島県東南部に位置する自然豊かなまち。
ごみの分別に力を入れていて、これまでに資源リサイクル率日本一を14回も達成しているリサイクルのまちでもあります。
ごみの分別項目はなんと27品目!
焼却施設のない大崎町では、そのままごみを出すと埋め立て処分になるため、「混ぜればごみ、分ければ資源」を合言葉にして、まち全体でリサイクルに取り組んでいるそうです。

さらに、廃食油を回収して再利用する取り組みも行われています。
「菜の花エコプロジェクト」と名づけられたこの取り組みは、家庭で使われた油を回収してごみ回収車や重機の燃料に再利用するとともに生ごみから作った堆肥で菜の花を育て、菜種油を開発・販売しているというもの。
まちの資源を活用して再利用できるサイクルを作ることで、大崎町らしい資源循環型のまち作りが行われているんですね。


ワークショップは、10月16日(日)に大崎町のマルおおさきで開催されました。
『“あそび”の分解ワークショップ』と題した今回のワークショップは、遊びにまつわる機械を分解することを通して、リサイクルやリユースに使える部品がどれくらいあるのかを楽しく学ぼう!という企画です。

ワークショップ当日は、集まってくださった参加者のみなさんをチーム分けするところからスタート。
チームごとに協力して、玩具や機械の分解に挑戦しました!
まずはウォーミングアップとして、比較的簡単に分解できるおもちゃから試します。
1つ目は機関車や音の鳴るおもちゃなどチームごとに違うものを、2つ目は少し難易度を上げて、ラジコンカーの分解に挑戦しました。
簡単そうに見えるおもちゃでも、いざ分解してみると意外と複雑なつくりになっていて苦戦するチームも。
チームそれぞれ協力しながら、みなさんわきあいあいとした雰囲気で取り組んでいました♪


続いては本日のメインイベント、パチンコ機の分解です!
子ども向けのおもちゃに比べるとかなり難しそうに見えますが、遊技機はもともとリユースできるように設計されているので、上手に分解すれば部品を壊さずに取り出すことができます。

今回のワークショップではゲーム感覚で楽しめるように、7つの部品に5点~50点までの点数が設定されました。
部品を1つ取り出せたら審判ブースに持ち込み、OKの判定が出ればポイントが入ります。ポイントは先着順で、7つの部品が持ち込まれた時点でゲーム終了!獲得した合計点の高いチームが優勝です。
分解得点シート

スタートと同時に席から立ち上がるみなさん。どのチームも黙々と分解作業を始め、指定された7つの部品を探し始めます。

開始からまもなく1つのチームがいきなり最高得点の50点を先取すると、会場は一気に白熱した雰囲気に…!
みなさん熱中した様子で分解し、他のチームも次々とポイントを獲得していきます。
なかなかみつからない部品に苦戦する場面もありつつ、7つすべての部品がみつかってゲーム終了!宝探しのように盛り上がるゲームになりました♪



優勝は、地道に得点を積み重ねて総合65点を獲得した4班!
こちらのチームは、みなさんでアイデアを出しあったり、パーツごとに担当を分けて分解したりと、考えながら効率的に作業を進めている印象のチームでした。4班のみなさんおめでとうございます!



ワークショップの最後に、SANKYOが行っている環境への取り組みをご紹介しました。
まず見ていただいたのは、今年完成したばかりの新企業CM。パラグライダーの飛行シーンを取り入れたこのCMには、『変化の風に乗り、最先端を目指し飛躍したい』という想いが詰まっています。

続いて、SANKYOが実際どのようにリユース・リサイクルの取り組みを行っているのかを、SANKYO調査隊のレポートをもとにご紹介しました。
実際の工場では、今回のワークショップで体験していただいた分解作業に加え、清掃や部品交換などを行って新しいスペックの製品としてリユースしているほか、専門の企業と連携して部品を細かく分解、違う製品の原料として再利用する「マテリアルリサイクル」なども行っているんですよ。
遊技機のリユースやリサイクルについての記事はこちら 『潜入!SANKYO調査隊!~リユース・リサイクル篇』
また、ワークショップに参加してくださったみなさんに、ノベルティとして特製写真立てをプレゼントしました!
スマホスタンドとしても使えるこちらの写真立ては、リサイクルプラスチックを使った環境にやさしいアイテムです。

いかがでしたでしょうか?
今回のワークショップで分解した遊技機はもちろん、私たちが使っている色々なモノの中にも、再利用できるものがたくさんあります。リユースやリサイクルしながら、大切に使っていけたらいいですね♪
SANKYOでは、今後もSDGsへの貢献に向けた活動に取り組んでいきます。
今後の活動にもぜひご注目ください!