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SANKYO調査隊

パチンコ・パチスロ

山下メロが語る!SANKYOレトロパチンコで振り返る平成レトロ

みなさんこんにちは!SANKYO調査隊です!
レトロパチンコといえば、昔懐かしい演出はもちろん、「当時のデザインを楽しめる」のも魅力の一つですよね。
今回の調査隊は、そんなレトロ機のデザインに注目! 平成文化研究家の山下メロさんをゲストにお迎えし、レトロパチンコ特有のモチーフや色使い、キャラクターについてお話をうかがいました♪

平成初期に発売されたレトロ機の中から気になる機種を3選んでいただき、山下さん独自の視点でそれぞれの魅力に迫ります!
所有するコレクションもご紹介いただいたので、そちらもあわせてお楽しみください!

山下メロ/ プロフィール

山下メロ/ プロフィール

1981年 広島生まれ。庶民風俗の研究家。
バブル時代の観光地みやげ「ファンシー絵みやげ」と平成初期の文化「平成レトロ」を主に研究。
著書に『ファンシー絵みやげ大百科 忘れられたバブル時代の観光地みやげ』(イースト・プレス刊)がある。

絶滅危惧種である「ファンシー絵みやげ」の保護活動を日本全国で行い、これまで調査した土産店は約6000店、保護した個体は22000種におよぶ。
そのフィールドワークの出来事や調査結果を各メディアで随時発信している。

また、平成が終わる前からいち早く「平成レトロ」を提唱し、平成初期を中心とした平成特有の文化の保護を訴えており、現在も情報やアイテムの保護活動を続けている。

PICK UP1
フィーバーサルカニチャンスD GP

まずはこちら、1997年6月発売の『フィーバーサルカニチャンスD GP』が選ばれました!
日本昔話のさるかに合戦をモチーフにしたデジパチで、表示部分にはカラーのドットデジタルを採用しています。
リーチ中はカニがコミカルにダンスを踊り、大当り中はさるかに合戦の物語が流れました。

  • フィーバーサルカニチャンスD GP 筐体
  • フィーバーサルカニチャンスD GP 盤面
山下メロ アイコン
これ、とても良いですね!『さるかに合戦』のイラストに、時代性がよく表れていると思いますよ。
  • フィーバーサルカニチャンスD GP 説明
  • フィーバーサルカニチャンスD GP 説明
山下メロ アイコン
昔話の絵本って、もともとは渋いイラストを使ったものが多かったんです。
こういうアニメ調のイラストが出てきたのが1980年代の後半頃、ちょうどバブル時代から平成がはじまる頃ですね。
アイコン
こののデザインには、その頃の時代性が出ているんですね♪
山下メロ アイコン
そうですね。まさにファンシー文具や、観光地のお土産など、児童漫画などの影響も受けつつ、あらゆるものをキャラクター化していった時代の流れを受けてデザインされているように感じます。
アイコン
山下さんはバブル時代の観光地みやげを集めているんですよね。お土産のデザインにも共通点があったんですか?
山下メロ アイコン
1980~1990年代に全国の観光地で売られた子ども向けの雑貨みやげ『ファンシー絵みやげ』にも、近い方向性を持ったものが見つかりますよ。たとえばこのような感じですね。
フィーバーサルカニチャンスD GP グッズ
アイコン
わあ、カニやサルがたくさん!
山下メロ アイコン
『さるかに合戦』にまつわる観光地がないので、まったく同じものはありませんが、今回メインキャラクターになっているカニなどは、まさに当時の海水浴場や水族館で定番商品でした。
通信教育のキャラクターにもなっていましたよ。
サルは栃木県の日光東照宮や大分県の高崎山などでキャラクター化されています。
フィーバーサルカニチャンスD GP グッズ
アイコン
同じ時代に同じモチーフが流行っていたんですね♪
それでは、レトロなカニやサルが登場する『フィーバーサルカニチャンスD GP』を動画でご覧ください!

フィーバーサルカニチャンスD GPはこちら!

PICK UP2
パチーズへようこそ SP

次に選ばれたのはこちら、1995年7月に発売された『パチーズへようこそ SP』!
ファミリーレストランをモチーフにした権利物で、14種類のファミレスメニューが大当り図柄になっています。大当り中には、
画面上で可愛い店員さんが権利物の打ち方を教えてくれるという演出がありました。

  • パチーズへようこそ SP 筐体
  • パチーズへようこそ SP 盤面
山下メロ アイコン
これも最高です!モチーフとしてはファミリーレストランを意識していますよね。
当時のファミレスのポジションは今と少し違って、異国情緒を感じる特別な場所でした。
外装も、避暑地にありそうな洋風建築だったりして。
メニューにも著名なイラストレーターによるリゾート感のあふれるヴィジュアルを使っていましたね。
アイコン
そうなんですね!こちらのだと、特にどのあたりに特徴が表れているのでしょうか?
山下メロ アイコン
このピンクのギンガムチェックなど、まさに当時のカフェテリアやアメリカンダイナーなどでよく使われていたテーブルクロスそのものですね。素材がビニールだったり、上から透明のビニールをかぶせていたりしたんですよ。
  • パチーズへようこそ SP 説明
  • パチーズへようこそ SP 説明
アイコン
今見てもレトロでかわいいデザインですね♪
山下メロ アイコン
あと、この台枠のカラーリングも、アメリカンな雰囲気ですね。実はこの配色に近い当時のスキーウェアがあるんです。
パチーズへようこそ SP スキーウェア
アイコン
色合いがそっくりですね!昔って、こういうカラーのスキーウェアが流行っていたんですか?
山下メロ アイコン
スキー場を舞にした映画が昭和の終わり頃にヒットして、そのあたりからスキーブームが起きたんですよね。
『パチーズへようこそ SP』が発売された平成初期の頃って、そのスキーブームが続いていて、ウェアのデザインがどんどん派手になっていった時期なんです。こんな感じでほぼ同じようなカラーリングのものがありました。
アイコン
配色からも時代性がわかるっておもしろいですね♪
それでは、『パチーズへようこそ SP』が実際に動いている様子を動画で見てみましょう!

パチーズへようこそ SPはこちら!

PICK UP3
影丸Ⅰ

最後にご紹介するのは、1995年1月に発売された『影丸Ⅰ』です!
忍者をモチーフとした羽根モノで、上部にドットデジタルが搭載されています。中央にいる役物の忍者は、下駄を履いて湖の上に立っているというデザイン。大当り中は忍者が体を左右に揺らし、湖にさざ波が立っているように見えます。

  • 影丸Ⅰ 筐体
  • 影丸Ⅰ 盤面
影丸Ⅰ 説明
山下メロ アイコン
この忍者、平成のはじめ頃に石川県の金沢で売られていたお土産品のキーホルダーに似てますね。
影丸Ⅰ グッズ
アイコン
忍者のモチーフも流行っていたんでしょうか?
山下メロ アイコン
はい。忍者は当時子どもに人気だったので、漫画やアニメ、ゲームなど色々な分野でキャラクターが登場しました。
子ども向けの観光地みやげ『ファンシー絵みやげ』にもいっぱいあったんです。
アイコン
レトロパチンコと観光地のお土産って、共通するモチーフが色々あるんですね♪
山下メロ アイコン
ちなみにこの時代って、『影丸Ⅰ』に描かれている忍者のように、なぜか(向かって)右側を見るキャラクターがやたらに多かったんですよ。
影丸Ⅰ グッズ2
アイコン
ホントですね!みんな右の方を見てます!
山下メロ アイコン
この時代、右側に一体なにがあったのかも気になるところですね。
あと、すごく面白いものをみつけたので最後にこちらも。当時のSANKYOパチンコがキーホルダーになってるんです。
影丸Ⅰ グッズ3
アイコン
すごい!『影丸Ⅰ』もそのままですね!
山下メロ アイコン
当時、レトロパチンコグッズもいろいろと作られていたんですよね。
アイコン
探してみるのも楽しそうですね♪
それでは、忍者の影丸が登場するパチンコ、『影丸Ⅰ』の動画をどうぞ!

影丸Ⅰはこちら!

総評

山下メロ

やはり平成レトロの時代は、バブルが崩壊してもなお勢いがありますね。
1980年代のアメリカンなフレーバーやお土産品の要素が残ったままパチンコ業界は盛り上がっていたのではないでしょうか。
むしろパチンコ店は、バブル崩壊を忘れさせてくれるオアシスのような場所だったのかもしれません。
そう考えると、パチンコは当時の空気感が閉じ込められたタイムカプセル、重要な民俗学的資料と言っても過言ではないでしょう。

1980年代~1990年代に日本中の観光地や施設の売店で販売されていた子ども向け雑貨みやげについて、
山下メロさんがまとめた著書『ファンシー絵みやげ大百科 忘れられたバブル時代の観光地みやげ
(イースト・プレス刊)が全国の書店、Amazon等で好評発売中です!

TOPIC
プレゼント企画
鋭意制作中!

山下メロさんにお話いただいた今回のゲスト企画を記念して、特別にレトロパチンコをモチーフにしたプレゼントをご用意しました!
2021年閲覧ランキングでも登場した「あの」の盤面デザインを用いたオリジナルエコバッグを抽選で50名様にプレゼントします!

プレゼントの応募方法は下記をご確認ください。

応募方法

応募キーワード 「レトロパチンコ」

応募方法
応募要項

【応募期間】
◆2022年10月19日(水)~2022年10月26日(水)

【応募資格】
◆成人(18歳以上)の方
◆SANKYO公式LINEを友だち追加された方(詳細は応募方法をご覧ください)
◆日本国内在住の方(当選賞品の海外発送はいたしません)
◆SANKYOおよびSANKYOグループ会社の従業員および役員でないこと
◆賞品発送時の前までに、SANKYO公式LINEの友だち登録の解除またはブロック等をされた場合は、本キャンペーンの応募資格の抽選対象外となる場合があります。

【応募方法】
◆SANKYO公式LINEアカウント「@official_sankyo」を友だちに追加する。
◆応募キーワードをトーク画面より入力・送信して応募し、応募完了メッセージを受信している。

【賞品】
◆オリジナルエコバッグ

【当選人数】
◆抽選で50名様

【当選発表】
◆厳選なる抽選の結果、本キャンペーンに当選された皆様には、2022年11月1日から11月7日の期間に、SANKYO公式LINEより当選のご連絡をさせて頂きます。なお、落選の連絡はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
※繰り上げ抽選が実施された場合は、11月8日以降も当選のご連絡をする場合がございます。
※当選者様には、賞品発送に必要な個人情報をご提供いただくこと、また、賞品発送事務手続き等を目的としてお客様の個人情報を第三者に提供することについてのご理解をお願い致します。

【賞品発送】
◆当選者様には、賞品発送に必要なお客様の個人情報について、当社指定期日までにご提供頂き、ご提供いただきました当選者様を対象に、2022年12月20日までに順次発送させていただきます。災害など諸般の事情により、賞品の発送不能、遅延等の影響が出る可能性がございますので、あらかじめご了承ください。

【注意事項】
◆次の場合は当選を無効とさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
・同一人物による複数アカウントから応募された場合
・SANKYO公式LINEの友だち登録の解除・ブロック等による通信不能の場合
・当選連絡時に当社が指定する期日までに当選者様から賞品発送に必要な個人情報のご提供を頂けない場合
・住所の入力不備、転居による住所変更または連絡不能などの理由により賞品がお届けできない場合
・LINE株式会社の定めるLINE利用規約に反する場合
◆本キャンペーンの応募状況および抽選結果等に関するお問い合わせについては、一切お応えし兼ねますので、あらかじめご了承ください。
◆本キャンペーンの内容および賞品を、事前の予告なく変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
◆本キャンペーンの応募にかかるインターネット接続料および通信費は応募者様のご負担となります。
◆本キャンペーンで当選した賞品をインターネットオークション等で転売、譲渡することを、固く禁止いたします。

【免責事項】
◆LINEおよび関連アプリケーションの動作環境により発生するキャンペーン運営の中断・中止によって生じるいかなる損害についても、当社は責任を負いません。
◆本キャンペーンの応募に関し、応募者様が第三者より受けた損害については、当社は一切の責任を負わないこととします。

【当選者様の個人情報の取扱いについて】
◆当選者様の個人情報は、賞品発送等に必要な範囲でのみ利用し、その他の目的には一切使用いたしません。
◆当選者様の個人情報は、賞品発送事務手続きにかかる業務を委託する目的で第三者提供をさせていただきます。
◆当選者様の個人情報は、当社が定める賞品発送に対する不着対応期間(2022年12月21日から2023年3月20日)終了後、直ちに消去致します。
◆当社の個人情報の取り扱いについてはこちら(リンク先:https://www.sankyo-fever.co.jp/privacy.html)をご確認ください。
◆その他、法令等の定めに準じます。

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